統一地方選挙

6月4日の統一地方選に向け、21日の公示から選挙一色になっていました。



今回の選挙は、市長、道知事、市議員、教育官（教育長）というフルキャスト選挙なので、
3月、4月と韓国へ行った時も、もちろん選挙が近いという、なんだか落ち着かない雰囲気の中でしたが、選挙公示後は、街中も選挙一色です。
演説カーに、横断幕、チラシを配る人など、日本の選挙とはまた違った雰囲気です。
といっても、いつもの選挙に比べたら、踊りも歌もないし、セウォル号の影響で自粛体制ですから、ずっと静かですけどね。

ソウル市長有力候補の二人の公約



候補記号1番が、セヌリ党の鄭夢準 候補　
現代グループの六男で、現代重工業大株主　そして、日韓ワールドカップ共催で、英語表記をKorea-Japanと、韓国を最初に持って来ることにも尽力したことで知られる、FIFA名誉副会長　
まだ、諦めてないんだね。と、個人的な感想。

記号2番が、現職で、韓国で最も知られている市民団体「参与連帯」（私も伺って、ディスカッションしたり、交流させてもらったことのある、ラディカルな組織です。政治ウォッチの面でも非常に興味深い組織です）の創設にも関わり、政策シンクタンク「希望製作所」や「美しい財団」（イヨンエのチャングムの出演料は、美しい財団に全て寄付されていることは、日本であまり知られていないですが）の元理事で、人権弁護士の朴元淳 候補

事実上、この二人の一騎打ちですね。

朴元淳 現市長のポスターが意表をついた形で、賛否両論です。

希望を持ちたいこの国の行く末は....国民は、どんな選択をするのでしょう。
少しでも日韓関係が良好なものとなるように、願っています。