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テスト(1週目の最終日) [KLI]

13日金曜 3時間目の発音の授業は、テストだった。

ボロボロを予想していた割には、前半は9割方出来ていた。

二日目の授業で脱落した部分と、
翌日に呆然としつつ受講していた部分は、予想通りの結果。
とはいえ、思っていたよりマシだと、ちょっとホッとした。

しかし、書き取り(先生が発音した単語を書き取る)は、
体調が悪く、朦朧としたまま出席した回の部分である。 
出来ていなくて当然と自分でも思っているから、不正解だらけでも気になっていない
(それもまた良くないですが 苦笑)
意外なことに、部分的にはあっていたんですよね。ちょっとした間違いや、
三文字のウチ一字の微妙なミスとか。

まぁ、自己認識通り、自分がそこそこ分かっている部分は、まぁ、それなりに出来ていた。
そして、脱落していた箇所も、まぁ、これならこの先、頑張れば、何とかなるんじゃないか。
そして、苦手なところは、はっきりした訳だから、
よしOK 大丈夫、頑張りましょうと思っていたのだが、
パーフェクトの人もいるし、ホントに同じレベルで机を並べている?というお恥ずかしい私だが、
来週からは、亀さん学習者向けに特別対策クラスも設けられている。

今週の授業では、知っていることさえも、ひるんで言えなくなっていたり、固まってしまっていた。
自分の名前と同じ字なのに、読めなかったというあり得ない緊張感と不安感。

そして、自分が合っていても、自信が無くて、
他の人が先に声を上げてしまうと、自分のは間違いかと躊躇してしまう始末。
そして、合っていたのは自分の方だったという状態。

多分、私を知る人は、あり得ないと、驚いているだろう。
先頭切って、大声でしょ と思っているあなた! なんとも予想は大外れですよ(爆)

ボランティアをしていた日本語教室で、
中国帰国の子どもたちと留学生(ほぼ同年齢)が机を並べて学習していたときに、
間違っていても、大きな声で自信たっぷりに手を上げて、答えを言う交換留学生と
自分に自信が無く、正解なのに、手を上げるのを躊躇してしまう帰国二世。
こんな子どもたちとあったことが、初めて、わからない、自信が持てないそんな子どもたちと真摯に向き合う機会につながり、大学院に進学するきっかけとなったのだが、
今、まさに自分が、手が上げられない、自信が持てない、あのときの、あの子になっているのだ。

頭の片隅で、教室の中の力学が把握できる面白さも、研究者として感じている面もある。
客観的に見ようとする自分と、
当事者として、不安のただ中にある、自信が持てない自分との両面は何しろ、初体験だ。

今後の仕事にもきっと役に立つであろう、大きな学びの一端に出会えているように感じる。


タグ:KLI
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