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群盗:民乱の時代(グント:ミンランエシデ) [映画]

待ちに待ったハジョンウの最新作 群盗:民乱の時代(グント:ミンランエシデ)
7月公開でしたが、8月30日(金)が公開最終日ㅠㅠ

DSCN1568.JPG

探してもやっているのは、ロッテシネマ・ピカデリー(チョンノ3街)のみで、普段は行かない映画館ですが、なんとか観ることができました!
座席数が少ない館でしたが、ハラボジ・ハルモニだらけで、老人会の映画上映会に迷い込んでしまった人のような環境での視聴となりました。

前宣伝や撮影情報の段階から大期待で、出演陣もジョンウの映画の脇を固めて来たイギョンヨン、マドンソク、チョジヌンに、これまた私がハマったドラマや映画の脇役でよく見るチョンマンシク、チェインヒョク
そして、カンドンウォン どんな映画なのか、もう楽しみで楽しみで、私の来韓は公開後一ヶ月だから、ちゃんとやっているかの不安がつきまとっておりましたが、ギリギリセーフで胸を撫で下ろしての鑑賞だったのですが....

ううううーーーん。。。。。なんと不覚にも一瞬ですが、寝てしまった!!!!!(ひゃー、自分でもビックリ、愕然でした)

ストーリーは、ソウルナビから引用させてもらうと、
【引用部】------------------------------------------
両班と貧官汚吏(不正などで私腹を肥やす役人)の搾取が頂点に達していた哲宗13年。力のない庶民の味方になり世界を握ろうとする群盗が智異山にいた。頻繁に起きる自然災害、飢饉や横暴により庶民の生活は日増しに死にそうになっていくなか、羅州の大富豪の子で朝鮮最高の武官出身のジョユン(カン・ドンウォン)は極悪な方法で良民を収奪し三南地方最高の大富豪に成長した。一方、牛や豚を捕まえながら細々と生きてきたトルムチ(ハ・ジョンウ)は死んでも忘れることが出来ないものすごい出来事に遭遇した後、群盗に合流し、智異山チソルの新巨星トチとして生まれ変わる。滅びていく世界を取り戻すため民衆主体の世の中を作るためトチを筆頭とした群盗は庶民の敵・ジョユンと勝負を始めるが・・・
ここまで--------------------------------------------

そして私なりのネタバレ解説です。
智異山の群盗たちが、悪徳官僚や両班たちが上手い汁を吸っている不正を見付けては、それを成敗して、不正蓄財・米を庶民に配っている様子を目にしていたジョンウ演じるトルムチ。
牛や豚をさばいて、両班や官僚の家に納めてわずかな賃金をもらって細々とした生活を送っていた。

一方のカンドンウォンは、子どもは沢山いるが女だけという両班の妾の子で、跡継ぎがいないため父である両班宅に引き取られ、しっかりと跡継ぎ教育を受けるのだが、それをよろしくないと感じていた本妻が、無理矢理に子どもを産んで、それが男子だったため、幼いながら不要な人間の扱いを受けて、屈折して育つ。幼い弟を殺そうとする場面が見つかって窮地に
しかし、その後は武官として卓越した技を発揮し、さらにはこれまた庶民からむしり取る悪徳官僚としてのし上がる。本宅の弟は不慮の死。その後、別の妾に出来た子どもを殺そうと、チョンマンシクを通じて、ジョンウ演じるトルムチを雇うのだが、トルムチは殺すことが出来ず、逃げる。その際、すれ違うのが、イギョンヨン。

トルムチは、チョンマンシクによって家族もろとも殺されそうになり、母と妹を亡くし、命からがら自分だけ生き残る。

その後、群盗のトップであるイギョンヨンに拾われ、群盗に合流し、トチ(倒置)となる。
かつて仕事で使っていた屠殺包丁が彼の武器

庶民の敵カンドンウォンを倒すため、戦いに出るのですが、これまたカンドンウォンが華麗で強いのなんのって。
彼の立ち回りの美しさが秀逸です。
背の高さといい、身のこなし方といい、カンドンウォンの魅力炸裂ですね。
コスと共演した「超能力者」(怖かった.....)での演技を思い出す目力!!!
役のための彼なのか、彼のための役なのか分からなくなる位のはまり役ですよ、ホント。

最後は、カンドンウォンたちに智異山の拠点を襲われ、皆殺しにされる状態で、ジョンウとカンドンウォンの対決に至るのですが....。

カンドンウォン演じる屈折した妾の子 その悲哀を演じている上手さもありましたよ。

いやいや、こんなにハマったみたいな解説を書きましたが、
前半は、ジョンウ 演技下手になった?どうしたの??と心配するような感じで、
チョジヌンもマドンソクも 彼ららしいはまり役の演技であるところは楽しめたし、
これまた大好きなイギョンヨンの坊主姿が格好よくて、それらを眺めているのは目福ではあるのですが、いかんせん、ストーリーがイマイチに思えて、間延び感が...よって一瞬の不覚があったのですが、

トチになってからのジョンウは生き生きした感じになったし、
カンドンウォンの演技は、これまた悪の華で惹き付けられたし、よかったですが、
残念ながら公開一ヶ月でさっさと終わりというのも分かるかな...
役者揃いなのに、大人気にならなかったのは、脚本の問題かなぁというとろが私の印象でした。

ジョンウの坊主頭 なかなかカッコいいですよ。
そしていつもながらのイギョンヨンのセクシーな声と枯れた感じの演技
マドンソクは、お得意の肉体系炸裂だし、
チョジヌンは、ちょっとおとぼけかんがまた良かったー。
チェインヒョクは、役得でしたね。
ま、何をおいても、この映画のピカイチは、カンドンウォンですね。

この映画は、音楽といい、荒野の風景といい、夕陽といい、ジョンウの二丁流といい、なんだか西部劇のようでしたよ。きっと意識して作ったのでしょうね。

そしてこの映画、凝ったポスター制作したようですね!
お茶目なジョンウも面白い下記のサイト 覗いてみて下さいな。
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2000727


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